家づくりの知識

2024.01.31

イシカワの注文住宅2000万台の間取り例3選を紹介|注意点やポイントも解説

「2000万円台の注文住宅の間取りを具体的に知りたい」
「注文住宅は2000万円台の間取り選びのポイントを知りたい」

といった課題を抱えていませんか?
本記事では、経済的かつ魅力的な間取りの選び方、予算内で最大限の価値を引き出すためのポイント、そして注文住宅における注意点について、具体的に解説しています。
この記事を読んで注文住宅に対する不安を払拭し、あなたの理想的な家づくりへの一歩を踏み出しましょう。

2000万円台で家を建てる際の費用と内訳

2000万円台で注文住宅を建てる際の費用と内訳を理解することは、計画的な住宅建築のために不可欠です。
主な費用は以下の3つから構成されています。

・建物工事費
・付帯工事費
・その他工事費、融資諸費用

費用内訳を把握し、総合的な予算計画を立てることが、理想的な住宅建築への第一歩となるでしょう。

建物工事費

2000万円台の注文住宅を計画する際、重要な費用の一つが「建物工事費」です。
この費用は、総建築費用の約70%を占めるとされ、家の品質や特性を左右する重要な部分です。
建物の坪単価を算出する際には、「建物工事費 ÷ 建物の坪数」の式を用いますが、この坪単価は総建築費とは異なるため、単純な坪単価で全体のコストを判断するのは避けるべきでしょう。
建物工事費に含まれるのは、家の骨組みとなる柱や梁の大工工事、基礎工事、屋根などの躯体工事から始まり、外壁や内装、窓サッシ、バスルームなどの設備品に至るまで幅広い項目です。
これらは家の耐久性や機能性、見た目に直接影響します。
したがって、建物工事費にはコストパフォーマンスのバランスを見極めることが不可欠です。
これらの点を踏まえ、注文住宅の計画においては、各項目にどれだけの予算を割り当てるかを慎重に考えましょう。

付帯工事費

「付帯工事費」も、2000万円台の注文住宅建設で見逃せない費用です。
この費用は建物本体とは別に発生し、建築費の約20%を占め、具体的には、電気や給排水の配線・配管、駐車場の舗装、照明やエアコン設置、水道・ガス管の引き込み、地盤調査・改良、外構工事などが含まれます。
特に、地盤改良のような工事は、必要性によっては高額なコストがかかるでしょう。
つまり、注文住宅の計画においては、付帯工事にどの程度の費用を割り当てるかが重要です。

その他工事費、融資諸費用

注文住宅を建てる際には、その他の諸経費もかかります。
この諸経費は、建築費の約10%を占め、住宅購入時の契約関連費用として発生し、住宅ローンの手数料や保証料、印紙税、登録免許税、不動産取得税などが含まれます。
これらの諸経費は一般的に馴染みが少ないため、必要なタイミングと金額を事前にしっかりと把握しておくことが重要でしょう。
初期計画に諸経費を含めることで、予期せぬ費用を避け、住宅購入がスムーズになります。
特に住宅ローン関連の費用は、ローンの種類や条件によって大きく異なるため、複数のオプションを比較検討することが望ましいです。
また、税金関連の費用は地域や物件によって異なるため、具体的な計算方法や適用条件を事前に確認しましょう。

イシカワの注文住宅|2000万台の間取り例3選

間取り例①

この家はモノトーンのシンプルモダンな外観を持ち、サイディングを横貼りにした白い部分が特徴的です。
6人家族向けの広々としたLDKは2世帯で共用され、大型のシステム収納が備わったキッチンがあります。
リビングには日差しを取り入れつつ、大型液晶TV用の壁と横スリット窓が設計されています。
2階には高い天井と大きな窓のあるリビング、独立したキッチンを持つ子世帯スペースがあります。
モダンな和室はリビングと一体化する設計で、間仕切りを使って個室にも変えられます。シューズクロークは家族全員の靴やコート、子供の遊具を収納するのに十分な大きさがあり、シックなブラウンのドアと調和するホワイトカラーの玄関があります。
また、小さめに設計された書斎コーナーも特徴です。

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間取り例②

この家はシンプルで安定感のあるファサードが特徴で、目隠し用の木格子が外観のアクセントとなっています。
テラスの床は名古屋モザイク工業の600角のタイルで、ポーチの軒天はレッドシダー仕上げです。
内装はオークの挽き板フローリングに合わせ、家具もオーク材で統一されており、冷蔵庫はキッチン奥のパントリーに配置されて生活感を排除しています。
L字型のLDKは南西角からの眺めが良く、2つの掃き出し窓からテラスへのアクセスが可能でバーベキューがスムーズに行える設計です。
キッチンと脱衣所の間に設けられた洗面スペースは、三和カンパニーのモルタナ洗面とサブウェイタイルを組み合わせ、モノトーンでスッキリと仕上げられています。
ポーチの木格子は外からの視線を遮り、晴天時にテラスで美しい影ができるようになっています。

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間取り例③

このシンプルモダンな家はプライバシーを重視し、採光を考慮したスリット窓と勾配屋根に太陽光発電システムを設置する設計が特徴です。
LDKは明るいホワイトカラーで開放的であり、テレビの背面に外壁材を用いたアクセントウォールや大理石調フロアがスタイリッシュな雰囲気を演出します。
インテリアコーディネーターとの相談で仕上げられたこだわりの内装も見どころです。家族が見渡せるオープンキッチンは、キッチンサイドに便利なオープンデスクを備えたミセスコーナーがあり、カウンターキッチンは大型にアップグレードされています。
寝室にはウォークインクローゼットと書斎があり、遊び心のある壁紙と間接照明が特徴です。
階段は高価なスチール製を避け、ダークブラウンの木製でシックにまとめられています。
玄関脇の和室は急な来客や子供の勉強スペースとしても利用できます。

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建築費用を抑えるためのポイント3選

2000万円台の注文住宅を建てる際、建築費用を抑えるためには以下の3つのポイントに気をつけましょう。

・要望に優先順位をつける
・シンプルな形で建てる

これらのポイントを活用することで、予算に対して最適な住宅を建てられるでしょう。

要望に優先順位をつける

2000万円台の注文住宅を建てる際、自分たちの要望に優先順位をつけることが重要です。優先順位が明確でない場合、最終的な家の設計で重要な要望が削除されてしまう可能性があるでしょう。
このポイントは、予算内で最も求めている機能やデザインを確実に取り入れるために必要です。
このために、家族全員で新しい住まいに対する要望を話し合い、それらをリストアップしましょう。
このリストを作ることで、どの要素が最も大切で、どの要素が予算の制約により後回しになる可能性があるかが明確になります。
優先順位を設定し、住宅建築をスムーズに進行させ、予算内で理想の住宅を実現しましょう。

シンプルな形で建てる

2000万円台で注文住宅を建てる際、シンプルな形状の家を選ぶことは大きなコスト削減に繋がります。
なぜなら、建物のシルエットや間取りを、凹凸が少ないシンプルなデザインにすることで、余計な材料や工事の手間を減らせるからです。

また、シンプルなデザインは時代に左右されにくく、長く愛される傾向にあります。
強いアクセントがなくても、その洗練された外観は多くの人々におしゃれと感じられるでしょう。
このように、シンプルな形状の家でも予算を抑えながら、機能性と美観を兼ね備えられます。

予算2,000万円の注文住宅を建てる際の注意点

予算2,000万円で注文住宅を建てる際、以下のポイントに注意が必要です。

・二階建てと平屋の費用の違い
・外観や設備・仕様に制限が出る場合がある
・総額を基にプランニングする

これらのポイントを踏まえていないと、予算内に収まったとしても、理想の住宅を建てられない可能性があるでしょう。

二階建てと平屋の費用の違い

予算2,000万円台で注文住宅を建てる際、二階建てと平屋の費用差に注意が必要です。
平屋は、広い基礎と屋根が必要になるため、一般的に同じ延べ床面積の二階建てに比べて建築費が割高になる傾向があります。
このため、土地の形状、地価、将来のメンテナンスコストなどを考慮して二階建てか平屋の選択をしましょう。
二階建ての場合、縦方向に空間を利用することで、土地面積を節約しつつ家族のプライバシーを確保できる利点があります。
これらの点を考慮し、利便性と費用についてバランスよく検討し、最適な建物を選択しましょう。

外観や設備・仕様に制限が出る場合がある

予算2,000万円台で注文住宅を建てる際、外観や設備、仕様に一定の制限が生じる可能性があります。
この予算範囲では、外壁の素材や内装の選択肢に制約がかかることがあるでしょう。
例えば、高価な外壁材や高級な内装材を使用することが難しくなる可能性があり、予算に合わせた素材選びが求められます。
さらに、建物の規模やデザインにも制約が加わることがあります。
大きな窓や特殊な形状のデザインはコストを押し上げる要因となり得るため、より経済的な設計を選択する必要が生じるでしょう。
このように、予算2,000万円台での建築では、理想と予算のバランスを考慮することが非常に重要です。
希望の設備や仕様の優先順位を付け、予算内で最大限の価値計画を考えましょう。

総額を基にプランニングする

2,000万円台の予算で注文住宅を建てる際、総額を基にしたプランニングが極めて重要です。
このポイントでは、建物本体工事の価格だけでなく、付帯工事費、諸経費などの細かな費用内訳を理解し、予算を適切に配分することが求められます。
具体的には、建築費用に加え、外構工事や内装工事、設備機器の購入、諸経費としての税金や手数料など、住宅建築に伴う全ての費用を考慮しましょう。
このような総合的なプランニングを行うことで、限られた予算の中で、費用と質のバランスを取りながら、希望に沿った住宅を建築できるでしょう。

注文住宅ならイシカワがおすすめ!

本記事では、予算2,000万円台での注文住宅の計画方法や、その際の重要なポイントについて詳しく解説しました。
限られた予算内で理想の住宅を建てるためには、優先順位の明確化、コスト削減のための設計選択、総額を基にしたプランニングが重要です。

イシカワは、建売住宅と注文住宅の両方に対応できる信頼できるハウスメーカーです。
展示場では、住宅プランナーが土地探しから、お客様のイメージやご予算に合った住宅の選び方を丁寧にアドバイスいたします。
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この記事の担当:
イシカワ家づくり編集部

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