家づくりの知識

2024.03.04

新築30坪の間取りづくりのポイントを徹底解説!【成功事例付き】

「30坪の新築で間取りをうまく活用した成功事例を知りたい」
「成功事例を知って自分でも理想の家が建てられるようにコツや注意点も知りたい」
はじめて30坪で新築を立てる際、誰もがこのような疑問を持つと思います。
この記事では30坪を十分に活かした間取りの成功事例や、間取りを考える際に考えるべき重要な5つのポイントを解説しています。
うまく活用すれば、30坪の土地でも生活するのに困らない十分な広さです。
気を付けるべき点を踏まえて後悔のしない間取りを作成しましょう。

新築30坪の間取り成功事例について

30坪は畳60枚分、約99㎡の広さです。国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査によると、注文住宅の平均延床面積は約37坪(123.5㎡)だったため、30坪の家は平均よりコンパクトということになります。

今回紹介するイシカワの事例は、限られたスペースを効果的に活用し、光の工夫を凝らしてスタイリッシュな空間を提供したものになります。

生活の中心であるリビングでは、壁掛け式のテレビと上品な間接照明を取り入れることで、洗練された空間を演出します。この空間は、一家団らんの時間をより豊かで濃密なものにしてくれます。

毎日使う洗面台は、アイカ工業による天板とボウルが一体になったつなぎ目のないデザインです。スタイリッシュなフォルムに仕上がっているため、掃除も簡単です。

寝室は、プライバシーを守りながらも朝の清々しい光を取り入れる高窓を採用しました。静かな雰囲気で夜のゆったりとした時間を大切にできます。

ランドリールームとファミリークロークを隣に設置することで家事の手間を減らしました。限られた空間を活用するための使いやすさと収納力を兼ね備えたイシカワの知恵です。

新築30坪の間取り作りのポイント5つ

新築30坪の間取りを有効活用するために特に重要なポイントは以下の5つです。

・吹き抜けを作り圧迫感を無くす
・過ごしやすいよう生活音も考慮した設計にする
・プライベートスペースを作ることも検討する
・インテリアの色づかいも配慮する
・バランスよく収納スペースを配置する

比較的小さいスペースでもこれら5つのポイントに注意して間取りを作成することで、30坪とは思えない空間を演出できます。
新築の間取りを考えることは、ほとんどの人が経験したことがないことです。
しかし、間取りはこれからの生活の基盤となる重要なものです。
今回挙げた5つのポイントは、生活の基盤となる部屋の印象を大きく左右する重要なポイントのため、慎重に取り入れましょう。
また、間取りは家族それぞれのライフスタイルに適した柔軟性のあるデザインが理想的です。
自分や家族のライフスタイルや好み、イメージしている雰囲気も取り入れた間取りが、より良い生活の基盤となります。

吹き抜けを作り圧迫感を無くす

比較的コンパクトな間取りながらも開放的な雰囲気を演出するには吹き抜けを作ることが非常に効果的です。
吹き抜けは部屋を広々とした印象にし、明るさを引き立てます。
特に、木材の梁を露出させてファンや照明にこだわることで、おしゃれで居心地の良い雰囲気を醸し出すことができます。
ただし、梁を見せた際、埃などの掃除が気になる方もいるでしょう。
年末の大掃除で梁のお手入れをしたら大きな埃が落ちてきた!ということがあるかもしれません。
そのようなことが気になる方は、梁を天井に貼り付けるといった工法がおすすめです。
これにより、梁の上に溜まる埃を防ぐことができます。
また、吹き抜けにすると冬が寒いことがあるため、家の気密性や断熱性などに気を付ける必要があります。
十分に部屋の温度を保てるよう、空調がうまく行き届く間取りを作成しましょう。

過ごしやすいよう生活音も考慮した設計にする

30坪の広さの場合、それぞれの部屋の距離が近くなることが多いです。
そのため、雑音や生活音には十分配慮する必要があります。
例えば、家族の寝室が隣接してる場合、就寝時間のずれや夜中のトイレの音で睡眠が妨げられる可能性があります。
このような場合は、廊下やクローゼットを寝室の間に挟むことで音を伝わりづらくできます。
また、お子様が就寝した後に仕事から帰宅することがある場合、それも考慮する必要があります。
対策として、子供部屋と玄関を離すことや子供部屋を2階に設置することが挙げられます。
このように対策はたくさん挙げられますが、音の問題は実際に暮らしてみてからわかることがたくさんあります。
後から変更しやすい間取りにしておくなど、実際のライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる間取りを作成しましょう。

プライベートスペースを作ることも検討する

30坪の中で間取りを作成する際には、同居人との距離感も考慮しましょう。
同居人や家族とのコミュニケーションを大切にする場合は、一緒に過ごすための共同スペースも必要です。
共同スペースがない場合、各々が自室で過ごす時間が長くなる可能性が高くなります。
コミュニケーションを取れる間取りには、リビングの中に畳のスペースを作る、オープンキッチンにすることなどが挙げられます。
このような間取りにすることで程よい距離感を作ることが出来ます。
ただし、一緒に過ごす時間が長すぎると、ストレスを感じてしまう場合もあります。
共同スペースだけでなく、プライベートスペースも適度に確保できる間取りを考えることも大切です。

インテリアの色づかいも配慮する

部屋を開放的に見せる方法として、間取り以外にもインテリアの色使いが挙げられます。
服を例にあげると、黒や紺の服には引き締まったイメージを持ち、ホワイトやベージュの服にはふっくらとした印象を持つことが多いです。
これと同じように、壁やフローリングのような広い面積を占めるものにホワイトやベージュを使用すると、膨張効果で家を広く見せることができます。
さらに、ホワイトやベージュのような明るい色は光をよく反射します。
コンパクトな間取りを明るく照らし、開放的な印象を与えるには効果的と言えます。
また、家具のテイストの一致も部屋の印象に影響をもたらします。
家具のテイストがバラバラな場合は散らかった印象を与えてしまいます。
照明や家具のテイストを統一することですっきりまとまった印象をもたらし、上質で広い空間を作り出すことが可能です。

バランスよく収納スペースを配置する

30坪の間取り作成時には、居住スペースと収納スペースのバランスも重要です。
比較的コンパクトな大きさゆえに、収納スペースを十分に確保出来ていないと居住スペースにものが溢れてしまいます。
逆に、収納スペースを多く作りすぎると部屋がさらに狭くなり、圧迫感が出てしまうでしょう。
収納スペースを作る際のポイントは、必要なものを必要な分だけ使いやすい場所に配置することです。
間取りを作成する前に収納するものをリストアップして必要な収納スペースの見積もりをしてみましょう。
それらを考慮して収納スペースをバランスよく配置することで開放的な空間を維持することが出来ます。
また、追加で収納スペースが必要になる可能性も考慮しておきましょう。
ベッドの下や階段の下など、小さなスペースを物置として活用することもおすすめです。

30坪の理想の新築を手に入れたいならハウス(住宅)メーカーのイシカワがおすすめ!

30坪で間取りを作成するにはさまざまな工夫を凝らすことが必要です。
音に配慮した間取りやスッキリ収納できる棚、コミュニケーションを円滑に取れるスペースの確保など、こだわるほど多くの時間やお金がかかってしまいます。
できる限り品質やデザインの優れたコストパフォーマンスに優れた家を誰もが望むはずです。
このような家に住みたい場合は、資産価値の高い家づくりを追求しているイシカワがおすすめです。
イシカワは住宅プランナーが土地探しからイメージやご予算にあった住宅の選び方までアドバイスさせて頂くハウスメーカーです。
73年超の安定した経営基盤や長年培った高い技術と経験で最高のコストパフォーマンスの家をお届けします。
年間1,000棟を新築するイシカワに、ぜひお任せください。


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この記事の担当:
イシカワ家づくり編集部

断熱や耐震など、最新の家づくりに役立つ知識をお届けします。みなさまの家づくりの参考にぜひご覧ください。