お知らせ

2023年7月2日

お知らせ

住宅購入のタイミング

集合住宅だと騒音が気になり、のびのび子どもを遊ばせることができない。ガーデニングや家庭菜園を始めたいけど、そのためのスペースがない。プライベート空間で趣味に没頭したいのに、一人になれる部屋がない。

自分の家を持つことができれば、これらの悩みは解消されます。しかし、いざ住宅購入を考えた場合、なかなか踏み切れないことが多いようです。

今回は「2017年注文住宅動向・トレンド調査」(SUUMO調べ)をもとに、2つのモデルケースをご紹介します。一体どのようなタイミング、どんな理由で住宅購入を検討するに至ったのでしょうか。

 

2つのモデルケース

今回のモデルケースでは、住宅購入が現実味を帯びる家族構成の中で、「まだお子さんがいない共働き夫婦」「小さなお子さんがいるご家庭」を取り上げました。アパートやマンションの賃貸物件から戸建て住宅へ住み替えようと考えた、その理由は何だったのでしょうか。実際にご自身が今、置かれている状況に当てはめてみると、より実感を抱けるはずです。具体的に【家づくりを考えたきっかけ】を参考に実態を見てみましょう。

 

共働きご夫婦の主な検討理由とは?

まだお子さんのいない共働き夫婦が住宅購入を検討した理由は、「現在の家賃が高い(もったいない)」、「資金のメドがついた」など、金銭面の理由が上位を占めていて現実的です。

また、「結婚」という人生の節目を、いい機会だと捉える傾向も強いようです。さらにトップ10圏外には、先々子どもが生まれることを想定したり、老後の不安を解消しておきたいなど、将来を見据えた理由がいくつか見られました。“備えあれば患いなし”といったところでしょうか。

 

大きく影響するお子さんのライフイベント

続いて、小さなお子さんがいるご家庭。主な検討理由は、やはり上記と同様に「現在の家賃が高い(もったいない)」でした。賃貸料を払い続けるのがもったいないという思いは、住宅購入に至る上で大きなウェイトを占めているようです。当然と言えば当然ですが、「子どものため」という理由も小さくありません。お子さんが生まれたタイミング、幼稚園または保育園に通うタイミング、小学校にあがるタイミングなどなど、お子さんのライフイベントが一つのきっかけになっています。ほとんどの方がお子さんの成長に応じて戸建てへの住み替えを考えるようです。

 

大事な事前シミュレーション

では、実際に住宅を購入する際、金融機関などからどれだけお金を借入できるのか。月々どれだけ返済すればいいのか。子育て世代の現実的な年収をもとに試算してみました。フラット35を利用した場合の下記シミュレーションを参考にしてください。

 

結果は納得できる理由「家賃を払う < マイホームを建てる」

2つモデルケースをご覧いただいて分かるように、いずれの場合もアパートに暮らして家賃を払い続けるよりもマイホームを建てることに魅力を感じ、住宅購入を考えたというのが主な理由でした。

その事前準備として貯蓄を行う、住宅ローンなど家づくりの知識をつけるなど、自分でできることをやっておくとスムーズに事が運びます。また、無理のない資金計画は、住宅購入後のゆとりある生活に直結してきます。

一度、相談し、シミュレーションしてみるのもいいかもしれません。