お知らせ
2022年12月13日
お知らせ
VOL. 1 「耐震等級3」の家とは
世界有数の地震大国である日本。耐震等級は、家を建てる際の大切な指標の一つと言えます。昨今の大規模な地震から、耐震等級3の家が地震に強いということが実証され、専門家の間で注目が集まっています。
「耐震等級」という判断基準 耐震等級とは、地震に対する建物の強さを3段階で表したものです。
建築基準法では、等級1が最低限必要と定められており、等級が高いほど倒壊率は低く、地震に強い家と言えます。耐震等級3は、等級1の1.5倍の耐震性があります。なお、等級3は消防署や警察署など、防災の拠点となる重要施設の耐震基準です。
大地震に耐えた「耐震等級3」
記憶に新しい、2016年の熊本地震。
観測史上初となる震度7の地震の連続発生により、震源地付近の益城町では、建物が全壊・半壊するなど、甚大な被害が生じました。そんな中でも、耐震等級3の家は大きな被害を免れ、軽い補修だけで住み続けることができました。
必要なのは、「命を守る」だけじゃない家
熊本地震の学びから、安心して長く住み続けるためには等級3が必要だということがわかりました。地震から「ご家族の命」はもちろん、「その後の暮らし」も守ってくれる家が、本当に「耐震性が高い家」と言えるのではないでしょうか。
■耐震等級3(最高等級)
基準法の1.5倍の強度を確保!災害時の拠点となる消防署・警察署と同レベルの耐震等級の住宅です。
■断熱等性能等級5(ZEH基準)
業界トップクラスの断熱性と気密性を実現!優れた断熱性、優れた気密性、優れた省エネ性! 高い断熱性と気密性、静かな住空間を守る吸音性能。さらに、換気システムの効率化を実現しました。
■劣化対策等級3(最高等級)
改修の期間を3世代まで伸長するための対策!通常想定される自然条件および維持管理の条件の下で、3世代まで大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策が講じられている住宅です。
■維持管理対策等級3(最高等級)
躯体も仕上げ材も傷めずに点検及び補修・清掃が行えます!掃除口および点検口が設けられている等、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている住宅です。 床下や小屋裏への点検口を装備。 スリーブ配管(さや管内にフレキ管を挿入。万が一の際も基礎を壊すことなく対応が可能。)
■省令準耐火構造
コンクリート造やレンガ造と同レベルの耐火仕様を実現! 省令で定める耐火性能を有する構造の住宅として、住宅金融支援機構の定める使用基準に合致するものまたは、住宅金融支援機構の承認を得た空宅です。 外部からの延焼防止、各種防火、多湿への延焼遅延