地震大国・日本で「耐震等級3」が必須な理由

―震度7に屈しないI・S・I工法とは―
地震大国といわれる日本において、家づくりを検討する際、最も優先すべき性能は何でしょうか。デザインや間取り、断熱性も重要ですが、家族の命と財産を守る基盤となるのは、間違いなく「耐震性能」です。昨今の能登半島地震や熊本地震といった大規模な地震の発生を受け、住宅に求められる安全基準の「常識」は今、大きな転換期を迎えています。
特に注目されているのが、建築基準法の1.5倍の強度を誇る「耐震等級3」です。かつては「最高等級」というオプションのような扱いもありましたが、最新の被災データは、この等級が現代の家づくりにおいて「必須」であることを物語っています。
今回は、なぜ耐震等級3が必要なのか、そしてその性能を支えるハウスメーカー イシカワ(本社:新潟市秋葉区)独自の「I・S・I工法」をはじめとする強固な構造テクノロジーについて徹底解説します。

目次

「地震大国」の現実:避けて通れない震度7の脅威

Cracked road after the earthquake

日本には約2,000もの活断層が存在し、マグニチュード3以上の地震が毎月400回以上も発生しています。気象庁が「国内で大きな地震が絶対に起きない場所はない」と断言するように、私たちは常に地震の脅威と隣り合わせで暮らしています。
近年の主な被害地震を振り返るだけでも、その深刻さがわかります。

  • 1995年:阪神・淡路大震災(最大震度7)
  • 2004年:新潟県中越地震(最大震度7)
  • 2011年:東日本大震災(最大震度7)
  • 2016年:熊本地震(前震・本震ともに最大震度7)
    これらの震災は、これまでの建築基準の盲点を浮き彫りにしました。特に2016年の熊本地震は、住宅業界にとって極めて大きな教訓となりました。

熊本地震が証明した「建築基準法レベル(等級1)」の限界

多くの人が誤解している事実があります。それは、「現在の建築基準法を守って建てれば、大地震が来ても家は大丈夫」という認識です。しかし、事実は異なります。
建築基準法(いわゆる2000年基準)が定める「耐震等級1」は、「極めて稀に発生する大規模な地震(震度6強〜7)に対して、倒壊・崩壊はしないが、損傷する可能性はある」というレベルです。つまり、「命は守るが、その後も住み続けられる保証はない」という基準なのです。
熊本地震の被害状況を調査したデータによれば、2000年基準に適合した築浅の木造住宅であっても、7棟が倒壊し、12棟が全壊するという衝撃的な事実が明らかになりました。一方で、同じ激震地(益城町)において耐震等級3の住宅は、そのほとんどが無被害、あるいはクロスのひび割れ程度の軽微な被害で済んでいました。
この差は決定的です。「地震後に家を建て直す」のか、「そのまま住み続ける」のか。耐震等級3を選択することは、震災後の人生の継続性を左右する重要な決断となるのです。

耐震等級の定義:等級3が「防災拠点」に匹敵する理由

国が定める住宅性能表示制度では、耐震性を3つのランクに分類しています。

  • 耐震等級1: 建築基準法レベル。震度6強〜7の揺れで倒壊しない程度の強度。
  • 耐震等級2: 等級1の1.25倍の強度。学校や病院などの公共建築物の基準。
  • 耐震等級3: 等級1の1.5倍の強度。消防署や警察署など、災害復旧の拠点となる建物の基準。
    イシカワの住まいは、この最高ランクである「耐震等級3」を最高スペックとして備えています。これは、一度の揺れだけでなく、熊本地震のように繰り返される激震(前震・本震)に対しても、建物の損傷を最小限に抑え、家族が避難所に頼らずに「自宅で生活を再開できる」レベルを目指したものです。
    さらに、耐震等級3を取得することで、地震保険の保険料が最大50%割引になるという、家計上の大きなメリットも付随します。

震度7に屈しないイシカワの独自技術「I・S・I工法」とは

耐震等級3という「数値」を実現するために、イシカワが注ぎ込んでいるのが、信頼と実績の頑丈な構造体です。その核となるのが、「I・S・I(アイ・エス・アイ)工法」です。
この工法は、(公財)日本住宅・木材技術センターによる「木造住宅・木材技術センターによる大規模・高性能・設計・安定供給・省エネ法」など、数々の厳しい審査項目をクリアした認定番号(S1204-13)を持つ工法です。

強靭な接合部:スーパープロテクト工法
地震の際、最も力が集中し、倒壊の原因になりやすいのが「柱と梁の接合部」です。イシカワでは、多種多様な「特殊金物」を活用する「スーパープロテクト工法」を採用しています。 従来の木材を削り取って組み合わせる方法ではなく、専用の金物で強固に緊結することで、木材の欠損を最小限に抑えつつ、どんな方向からの外力に対しても安定した強さを発揮します。
床の剛性を高める:スーパーホライズン工法
耐震性は壁の強さだけでなく、「床の強さ(剛性)」も不可欠です。イシカワの「スーパーホライズン工法」は、床面を一体構造にすることで、床をひとつの「面」として支えます。これにより、外部からの水平方向の力を分散・吸収し、建物のねじれや歪みを効果的に防ぎます。
無垢材の1.5倍の強度:エンジニアードウッドの採用
構造材には、強度を科学的に計算・保証された「エンジニアードウッド(集成材)」を採用しています。 これは、木材の割れ・反り・ねじれといった欠点を取り除き、ラミナを積層接着したもので、単体重量あたりの強度は鉄の約4倍、コンクリートの約400倍を誇ります。無垢材に比べて強度のバラツキが極めて少なく、1.5倍もの強度を安定して発揮するため、長期にわたって地震に強い構造を維持できます。

建物を根本から支える「強固な基礎構造」と「地盤調査」

いかに建物が強固でも、それを支える足元が弱ければ意味がありません。イシカワは基礎と地盤についても、建築基準法を大きく上回る基準を設けています。

  • 全棟地盤調査の実施: 住宅を建てる前に敷地ごとの地盤調査を徹底し、必要に応じて適切な地盤改良工事を行います。
  • 強靭なベタ基礎を標準仕様: 地震エネルギーを面で受け止め、重みを分散させる「ベタ基礎」を採用。立ち上がりの基礎幅は、一般的な120mmではなく、より強固な150mmを確保しています。
  • 鉄筋の密度と太さ: 基礎を支える鉄筋の直径は建築基準法の9mmを大きく上回る13mm(断面積比2倍)。さらに鉄筋の間隔(ピッチ)も、一般的な300mmではなく200mm以下(1.5倍の密度)で密に配筋しています。
    これら「目に見えない部分」への徹底したこだわりが、震度7の激震にも屈しない、圧巻の耐震力を支えているのです。

安心を未来へ繋ぐ「最長60年の長期サポート」

建売を購入する時に知っておくべき注意点をシーン別に解説

地震への強さは、新築時だけでなく、数十年後も維持されていなければなりません。イシカワでは、その建物の価値を未来へ繋ぐために、業界トップクラスの保証体制を整えています。

  • 構造・防水:最長60年保証
  • 地盤保証:20年
  • シロアリ保証:最大30年
  • 住宅設備修理:10年間の無償修理
    さらに、3世代にわたって住み継げる「劣化対策等級3(最高等級)」も取得しており、メンテナンスのしやすさ(維持管理対策等級3)にも配慮されています。これにより、住まいの健康寿命を延ばし、震災時だけでなく日常の安心も提供し続けています。

まとめ:耐震等級3は「家族の未来への投資」

ライフサイクルコストとは?住宅選びで知っておきたい生涯コストの重要性

これまで述べてきた通り、イシカワの家づくりは、単に法律を守るだけではなく、「本当に地震が来たときに、家族の命を守りきり、その後の生活を維持できるか」という実利的な安全性を追求しています。

  • 熊本地震の教訓を生かした耐震等級3の重要性。
  • 認定取得済みのI・S・I工法による強固な接合。
  • 宇宙服の技術を応用した遮熱性や、冷暖房費0円の快適性と並行して提供される、「最高クラスの安全性」。
    これらが合わさることで、イシカワの住まいは、家族にとっての「究極のシェルター」であり、同時に「最も心地よい安らぎの場」となります。
    「建てる自由を、誰にでも。」 このスローガンのもと、イシカワは耐震等級3という最高レベルの安心を、誰もが手に届く価格で提供することに挑戦し続けています。地震に対する不安を、確かなテクノロジーに裏打ちされた「安心」へと変える。その答えは、ぜひイシカワの住宅展示場で、その強固な構造体の実物と共に確かめてみてください。

イシカワの耐震設計は、まるで「最新の安全装備を満載した大型の高級SUV」のようです。建築基準法レベル(等級1)が「シートベルトのみの普通車」だとしたら、イシカワの家は、強固なロールバーのような骨格(I・S・I工法)に加え、衝突の衝撃を分散するボディ構造、さらには足回りを固める頑丈なサスペンション(高強度基礎)まで備えています。どんなに荒れた路面(激震)に見舞われても、乗員を揺れから守り抜き、事故(震災)の後でも再び走り出せる。そんな圧倒的なタフさと信頼性が、あなたの家族を包み込みます。

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